天知茂のバージョン
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「昭和ブルース」を気に入っていたNETテレビ(テレビ朝日の前身)のプロデューサー片岡政義は、この曲をひとつのきっかけに刑事ドラマ『非情のライセンス』を着想した。 1973年4月に『非情のライセンス』の放映が始まり、主人公の会田刑事を演じた天知茂の歌うこの曲がエンディング・テーマとして評判を呼び、8月にシングルが発売された。 B面には、渡辺岳夫が作曲したインストトゥルメンタルである『非情のライセンス』のテーマ曲「非情のライセンス」が収録された。『非情のライセンス』が1980年の第3シリーズまで制作が続いたこともあって、シングルも複数回発売されており、B面に山田孝雄が作詞し、中山大三郎が作曲した「酒」を収録したバージョンもある。 天知の歌う「昭和ブルース」は、1975年7月までに売上が30万枚を突破した。 天知は、この曲の代表的な歌い手とされている。
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