天王山塚古墳とは? わかりやすく解説

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天王山塚古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/16 14:38 UTC 版)

天王山塚古墳
天王山塚古墳
2015年(平成27年)2月撮影
所属 栢間古墳群
所在地 埼玉県久喜市菖蒲町上栢間3284-1
位置 北緯36度02分21.5秒 東経139度34分29.3秒 / 北緯36.039306度 東経139.574806度 / 36.039306; 139.574806
形状 前方後円墳
規模 全長107メートル、高さ10メートル
出土品 埴輪、須恵器
築造時期 6世紀後半
史跡 1931年昭和6年)県指定
地図
天王山塚
古墳
埼玉県内の所在地
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天王山塚古墳(てんのうやまづかこふん)は、埼玉県久喜市菖蒲町上栢間の栢間古墳群に属する前方後円墳である。埼玉県指定史跡に指定されている[1]

概要

  • 墳丘長107メートル
  • 前方部幅62メートル・高さ9メートル
  • 後円部径55メートル・高さ10メートル

栢間古墳群は「栢間七塚」とも呼ばれ、菖蒲町栢間地区に10基の古墳が点在し、埼玉県選定重要遺跡に選定されている[2]。いずれも6世紀-7世紀にかけて築かれたものと推定されている。

天王山塚古墳は古墳群最大のもので、県下でも6番目の大きさである。全体は広葉樹林に覆われており、かつて墳丘の周囲には周溝が存在したが、現在は北側と東側に幅20メートルほどのものが一部残るのみである。鞍部には薬師堂が建てられている。後円部はやや削平され、墳頂には江戸時代に築かれたがある。

埴輪須恵器が出土したが、本格的な発掘調査はまだ行われていない。

風景

脚注

  1. ^ 久喜市教育委員会教育部文化財保護課. “県指定 天王山塚”. 久喜市. 2020年7月17日閲覧。
  2. ^ 埼玉県教育委員会教育局文化資源課指定文化財担当. “埼玉県内の国・県指定等文化財”. 埼玉県. 2020年7月17日閲覧。

参考文献

塩野, 博『埼玉の古墳 北埼玉・南埼玉・北葛飾』さきたま出版会、2004年。 

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