大興寺 (さいたま市)とは? わかりやすく解説

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大興寺 (さいたま市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/21 03:23 UTC 版)

大興寺
所在地 埼玉県さいたま市緑区大門2583
位置 北緯35度53分15秒 東経139度43分31秒 / 北緯35.88750度 東経139.72528度 / 35.88750; 139.72528座標: 北緯35度53分15秒 東経139度43分31秒 / 北緯35.88750度 東経139.72528度 / 35.88750; 139.72528
山号 慈眼山
院号 観音院
宗派 真言宗智山派
本尊 不動明王
創建年 永禄年間(1558年 - 1570年
開山 法印永義
札所等 武蔵国八十八ヶ所霊場47番札所、新秩父三十四ヶ所霊場4番札所
大興寺
大興寺 (埼玉県)
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大興寺(だいこうじ)は、埼玉県さいたま市緑区にある真言宗智山派寺院

歴史

永禄年間(1558年 - 1570年)、法印永義によって開山された。天正年間(1573年 - 1592年)、寺領30が安堵され、朱印状が交付されたが、火災で焼失、元禄年間(1688年 - 1704年)に改めて朱印状が交付された[1]

当寺は真言宗智山派の寺であるが、境内には浄土宗徳本上人念仏供養塔がある。1817年文化14年)に造立されたものである[2]

墓地には、大門宿本陣歴代当主の墓がある[1]

文化財

下記以外にも「大興寺のヒヨクヒバ」(市指定天然記念物)があったが、2002年の台風21号により倒伏したため指定解除された[3][4]

  • 来迎阿弥陀三尊板石塔婆(さいたま市指定有形文化財 昭和42年3月25日指定)[5]
  • 徳本上人念仏供養塔(さいたま市指定有形文化財 昭和55年3月28日指定)[6]
  • 大興寺のヒイラギ(さいたま市指定天然記念物 昭和43年3月31日指定)[7]
  • 大興寺のウメ(さいたま市指定天然記念物 昭和44年5月21日指定)[8]

交通アクセス

脚注

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  1. ^ a b 大興寺真言宗智山派第一教区
  2. ^ 青木義脩、丹治健蔵 著『埼玉ふるさと散歩(浦和市・与野市)』さきたま出版会、1992年、131p
  3. ^ さいたま市文化財時報 榧りぽーと第9号 (PDF)”. さいたま市役所. p. 3 (2003年6月30日). 2022年10月7日閲覧。
  4. ^ さいたま市文化財時報 榧りぽーと第65号 (PDF)”. さいたま市役所. p. 3 (2017年6月30日). 2022年10月7日閲覧。
  5. ^ 来迎阿弥陀三尊板石塔婆さいたま市
  6. ^ 徳本上人念仏供養塔さいたま市
  7. ^ 大興寺のヒイラギさいたま市
  8. ^ 大興寺のウメさいたま市

参考文献

  • 青木義脩、丹治健蔵 著『埼玉ふるさと散歩(浦和市・与野市)』さきたま出版会、1992年



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