大生郷天満宮とは? わかりやすく解説

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大生郷天満宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/26 06:06 UTC 版)

大生郷天満宮

鳥居
所在地 茨城県常総市大生郷町1234
位置 北緯36度3分37.9秒 東経139度57分9.7秒 / 北緯36.060528度 東経139.952694度 / 36.060528; 139.952694座標: 北緯36度3分37.9秒 東経139度57分9.7秒 / 北緯36.060528度 東経139.952694度 / 36.060528; 139.952694
主祭神 菅原道真
社格 村社
創建 延長7年(929年
別名 御廟天神
地図
大生郷
天満宮
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大生郷天満宮(おおのごうてんまんぐう)は、茨城県常総市神社

歴史

929年延長7年)に創建された。菅原道真の死後、三男の菅原景行は常陸介として常陸国に赴任した。その際に道真の遺骨を携えており、羽鳥(現・桜川市真壁町羽鳥)に墓をたてた。その後、現在地に移葬し、神社を創建したのが当社の起源である[1][2]

明治44年(1911年)に発見された桜川市真壁町羽鳥の歌姫神社にあった石碑と、大生郷天満宮の石碑は、ともに今日では碑文を判読できなくなっているが、菅原景行が羽鳥の地に菅原神社を建立し、後に景行・兼茂・景茂の三兄弟が神社を大生郷に移したことが記されていたという[3]

このように道真の遺族が創建し、道真の遺骨を祀っていることから「日本三天神」の一つとして挙げられている。関東地方以東では最も古い天満宮といわれている[1]

文化財

  • 絹本着色御廟天神画(茨城県指定文化財 昭和35年12月13日指定)[4]
  • 絹本着色神酒天神画(茨城県指定文化財 昭和35年12月13日指定)[5]
  • 紙本着色北野天神縁起絵巻(茨城県指定文化財 昭和35年12月13日指定)[6]
  • 絹本着色三十六歌仙絵(茨城県指定文化財 昭和35年12月13日指定)[7]
  • 絹本著色十一面観音像(常総市指定文化財 昭和59年3月15日指定)[8]

交通アクセス

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 大生郷天満宮トップページ大生郷天満宮
  2. ^ 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年、144-145p
  3. ^ 木村茂光『平将門の乱を読み解く』(吉川弘文館、2019年)
  4. ^ 絹本着色御廟天神画茨城県
  5. ^ 絹本着色神酒天神画茨城県
  6. ^ 紙本着色北野天神縁起絵巻茨城県
  7. ^ 絹本着色三十六歌仙絵茨城県
  8. ^ 絹本著色十一面観音像常総市

参考文献

  • 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年

外部リンク




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