大生部兵主神社春の大祭とは? わかりやすく解説

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大生部兵主神社春の大祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 09:49 UTC 版)

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画像提供依頼:# 練り込み太鼓の画像提供をお願いします。2019年2月

大生部兵主神社春の大祭(おおいくべひょうずじんじゃはるのたいさい)は兵庫県豊岡市但東町薬王寺の大生部兵主神社で毎年5月3日の午後に行われている祭りである。

由来・変遷

大生部兵主神社は素戔鳴尊を祀り[1]、牛の神「天王さん」としても知られる[2]

祭りの開始は江戸時代以前に遡るとされ、戦前は10月8日に「ふれ太鼓」により祭りの開催が集落に知らされたのち、午後に練り込み太鼓が集落の中を回った[3]

現況(2010年代)

5月3日の午後に神事、福餅まき、練り込み太鼓の順に行われている。

練り込み太鼓は、ヤッコ振り2名・締め太鼓数人・大太鼓鉾・太鼓打ちからなり、子供と大人の10数名により交替で行われ[3]、大生部兵主神社前の三差路から境内へと巡行される。

近隣地区の練り込み太鼓

高橋村内では薬王寺以外でも以下の地区で練りこみ太鼓が催される。

  • 東中・小坂(10月) ただし、行われない年もある[6]

出典

  1. ^ 財団法人兵庫県神職会編『兵庫県神社誌』下、pp.327-353、1938年11月
  2. ^ 但東町発行『但東町こころの半世紀』但東町閉村記念誌、p.32、2005年3月
  3. ^ a b 谷垣忠「大生部兵主神社の春の祭りと練り込み太鼓・浦安の舞」(豊岡市歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『豊岡市の祭礼・年中行事等調査報告書』、pp.64-65、2017年3月)
  4. ^ 大森惠子「久畑の愛宕神社夏祭りの練り込み太鼓」(豊岡市歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『豊岡市の祭礼・年中行事等調査報告書』、pp.70-71、2017年3月)
  5. ^ 岩見清「久畑・愛宕神社夏祭り」(豊岡市歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『豊岡市の祭礼・年中行事等調査報告書』、p.211、2017年3月)
  6. ^ 岩見清「新宮神社秋祭りと東中・小坂の練り込み太鼓」(豊岡市歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『豊岡市の祭礼・年中行事等調査報告書』、pp.68-69、2017年3月)
  7. ^ 岩見清「栗尾の練り込み太鼓」(豊岡市歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『豊岡市の祭礼・年中行事等調査報告書』、pp.66-67、2017年3月)
  8. ^ 森隆男「栗尾練り込み(豊岡市)日足神社」(兵庫県歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『但馬の民俗芸能Ⅱ―ダンジリ・三番叟―』、pp.31-32、2017年3月)

参考文献

  • 財団法人兵庫県神職会編『兵庫県神社誌』下、1938年
  • 豊岡市歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『豊岡市の祭礼・年中行事調査報告書』、2017年
  • 兵庫県歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会編『但馬の民俗芸能Ⅱ―ダンジリ・三番叟―』、2017年

座標: 北緯35度25分53秒 東経135度02分32秒 / 北緯35.43144度 東経135.04236度 / 35.43144; 135.04236




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