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大沢博 (心理栄養学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/31 05:38 UTC 版)

大沢 博(おおさわ ひろし、1928年昭和3年〉9月15日[1][2] - 2020年令和2年〉5月6日[3])は、日本の心理栄養学者。岩手大学名誉教授。

来歴

群馬県富岡市出身[3]。1949年(昭和24年)群馬師範学校を卒業し[2]、1952年(昭和27年)に東京文理科大学を卒業した[4][2]

1952年(昭和27年)前橋少年鑑別所法務技官、1953年(昭和28年)前橋市立女子高等学校教諭を経て1956年(昭和31年)岩手大学学芸学部助手[2]。1959年(昭和34年)同講師、1963年(昭和38年)同助教授、1972年(昭和47年)教育学部教授[2]。1977年(昭和52年)附属看護学校長、1983年(昭和58年)附属中学校[2]。1994年(平成6年)に名誉教授となる[3]

石川啄木病跡学的な研究書も刊行した。日本心理学会日本教育心理学会日本病跡学会会員[2]

2009年(平成21年)、瑞宝中綬章を受章[1]。2020年(令和2年)5月6日、肺炎により群馬県内の病院で死去した。91歳没[3]。死没日をもって正四位に叙される[5]

著書

  • 『石川啄木の秘密』光文社<カッパブックス>、1977年
  • 『東海の小島の磯ー啄木短歌の心理学ー』洋々社、1978年
    • 『啄木短歌の心理学』洋々社、1988年(増補改訂版)
  • 『石川啄木の短歌創造過程の心理学的研究』桜楓社、1986年
  • 『食原性症候群』ブレーン出版、1986年
  • 『心理栄養学』ブレーン出版、1994年
  • 『悲哀と鎮魂ー啄木短歌の秘密ー』おうふう、1997年
  • 『食原性低血糖症』ブレーン出版、1998年
  • 『子どもも大人もなぜキレる』ブレーン出版、1998年
  • 『その食事では悪くなる』三五館、1999年
  • 『食事で治す心の病』第三文明社、2003年
  • 『食事で治す心の病 PartII』第三文明社、2004年
  • 『食事崩壊と心の病』第三文明社、2007年

脚注

  1. ^ a b 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.99
  2. ^ a b c d e f g 上毛新聞社出版局 編『群馬県人名鑑』上毛新聞社、1986年11月25日、112頁。doi:10.11501/12192835 (要登録)
  3. ^ a b c d “大沢 博氏”. 岩手日報. (2020年5月9日). https://www.iwate-np.co.jp/obituary/937 2020年5月10日閲覧。 [リンク切れ]
  4. ^ 精神医学の57年―分子整合医学のもたらす希望 - 紀伊國屋書店(「著者等紹介」を参照)
  5. ^ 『官報』第268号9頁 令和2年6月11日号



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