大念寺 (稲敷市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大念寺 (稲敷市)の意味・解説 

大念寺 (稲敷市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:41 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
大念寺だいねんじ
所在地 茨城県稲敷市江戸崎甲2656
位置 北緯35度57分34.0秒 東経140度19分07.5秒 / 北緯35.959444度 東経140.318750度 / 35.959444; 140.318750座標: 北緯35度57分34.0秒 東経140度19分07.5秒 / 北緯35.959444度 東経140.318750度 / 35.959444; 140.318750
山号 正定山
院号 智光院
知光院[1]
宗旨 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
正式名 正定山智光院大念寺
正定山知光院大念寺
法人番号 3050005007891
テンプレートを表示

大念寺(だいねんじ)は、茨城県稲敷市江戸崎にある浄土宗の寺院である。山号は正定山。院号は智光院。本尊の阿弥陀如来立像は、稲敷市指定文化財。

稲敷市江戸崎甲の中心市街地に位置する寺院で、境内の面積は約1万1000平方メートルあり、本堂・庫裏・開山堂・地蔵堂・大黒堂などの堂宇を備え、なかでも大きな本堂は江戸期における檀林時代を偲ばせている[2]。この本堂には、鎌倉時代前期に作られた阿弥陀如来立像があり、鎌倉期の仏像彫刻家である快慶風の特徴がみられる[3]。客仏は大阿弥陀仏で「大仏さん」と呼び親しまれている[2]。入口にある2階建ての楼門や、境内のなかに徳川家康お手植えと伝えられる「逆さ銀杏」などの歴史的遺産が残されている[3]

歴史

天正18年(1590年[注釈 1]、領主の蘆名盛重が先祖の菩提を弔うために、江戸の源誉慶巌(げんよけいがん)を招いて創建した寺である[2][3]慶長7年(1602年)に、徳川家康から寺領50石の寄進を受けて、江戸時代には浄土宗関東十八檀林のひとつとして栄え、修行僧の出入りでにぎわった。1873年明治6年)に檀林が深川本誓寺に移されて、現在に至る[2]

ギャラリー

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ もしくは、天正19年(1591年)の説もあり[2]

出典

  1. ^ 浄土宗寺院紹介Navi
  2. ^ a b c d e ゼンリン・人文社 1997, p. 169.
  3. ^ a b c 大念寺”. 稲敷市公式ホームページ. 稲敷市. 2017年11月12日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大念寺 (稲敷市)」の関連用語

大念寺 (稲敷市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大念寺 (稲敷市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大念寺 (稲敷市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS