大井宿 (川越街道)とは? わかりやすく解説

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大井宿 (川越街道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 21:25 UTC 版)

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大井宿(おおいじゅく)は、川越街道(往還としての名称は川越児玉往還)にあった宿場。現在の埼玉県ふじみ野市(旧大井町)苗間に位置する。中山道大井宿とは別である。

概要

江戸時代以前は大井郷と呼ばれる、後に開通する川越街道よりも東方に位置する村であった。寛永年間の川越街道の開通に伴い、街道沿いに村が移転、宿場町を形成してゆく。

幕末期には旅籠が5軒営業していたとされ、明治期に入ってからも新たに4軒が開業するなど、近村に無い賑わいを見せた。しかし明治14年(1881年)、15年(1882年)、25年(1892年)と三度の大火に見舞われ、徐々に衰退。現在は往時を偲ばせる面影はほとんど残っていない。

現在は国道254号沿いに商店、住宅、小学校などが並び、本陣跡にはカフェが建っている。[1]

隣の宿

川越・児玉往還
大和田宿 - 大井宿 - 川越宿

脚注

  1. ^ 大井本陣跡におしゃれなカフェ誕生”. 東上新聞. 2021年6月27日閲覧。

参考文献

  • 大井町史編さん委員会『図説 大井の歴史』 1982年

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