外壁の真壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 20:52 UTC 版)
外壁を真壁とする場合、隅柱や露出させたい柱を外に出るように配置するか、他より大きな柱とする必要がある。板状の部材を元の柱か大壁仕上げの壁に取り付けて(付け柱)真壁に見せることもある。また、露出した柱も漆喰などで塗ごめた場合にも真壁造り(総塗籠造)ということがある。城郭建築では長押や柱をそのように塗ごめて形を出させるので長押形(なげしがた)という。欧米などでも伝統的なイメージとして定着している。 総塗籠造の姫路城・大天守最上階部分(下層は大壁) 姫路城・折廻櫓(柱は塗り籠め無し) 西本願寺・太鼓楼(1階は真壁、2階は板張り) 京都市の京町屋外壁 ドイツ・ヴァルトブルク城
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