壺庭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 09:12 UTC 版)
複数の建物を渡廊で連結するのが寝殿造の特色の一つである。平安京の内裏には多くの建物が建ち並び、建物と渡廊で囲まれた小規模な庭(壺庭)が各所にあった。これらはそこに植えられている植物にちなんで、桐壺、梨壺、藤壺などと称され、これらの庭が面している建物も桐壺などの名称で呼ばれるようになった。現在の京都御所では、清涼殿西の「萩壺」と、飛香舎南の「藤壺」のみが残っている。
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