士大将
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 05:33 UTC 版)
備の指揮官。侍大将ともいう。 備が一つの時は大名自身、複数ある場合は本陣備は大名が、それ以外は大名の重臣(家老)がその任に就く(但し、抜擢人事により若手の侍が就く場合もある)。 自身の手勢以外に護衛任務の徒侍(自らの手勢の場合は近習と呼ばれる)、伝令を任務とする使番などがいる。自身の周りに常に小馬印を置き、士大将の位置と武威を示す。 士大将は主に数千石クラスの大身がなるため、彼を守る手勢は数多く備の予備兵力としての側面も持つ。 内訳…侍1人、奉公人27人、口取4人(計32人) 乗馬2頭、駄馬4頭(計6頭)
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