寄騎同心制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 05:33 UTC 版)
また複数の備を編成する場合、本陣備以外の備は重臣が士大将となり指揮を執るが、その備を構成する人員の殆どは彼の家来ではなく重臣と同じ大名の家臣である。彼ら備の構成員は大名の命により寄騎として重臣の指揮下に就いており、決して重臣の家臣(陪臣)になったのではない。 これを寄騎同心制といい、重臣に大きな権力を与えずに備を構成・指揮させるのに有効な手段であった。
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