増水期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 14:46 UTC 版)
滝の水量が多くなるのは4月をピークとして2月から5月までで、水煙は高さ400メートル、ときには800メートルまで立ち昇り、50キロメートル離れたところからでも見ることができる。満月の夜には月明かりで虹が見えることがある。反面、この時期は滝の見物には必ずしも向いていない。水煙が多すぎて滝壺はおろか滝本体を見ることも困難であり、滝の正面にある遊歩道には水煙がシャワーのように降り注ぐ。崖の淵まで行くと、立ち昇ってきた水煙によって「下から上に雨が降ってくる」ような状態となり、とくにザンビア側にある Knife-Edge Bridge ではっきりと体感できる。
※この「増水期」の解説は、「ヴィクトリアの滝」の解説の一部です。
「増水期」を含む「ヴィクトリアの滝」の記事については、「ヴィクトリアの滝」の概要を参照ください。
- 増水期のページへのリンク