坂川栄治
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坂川 栄治(さかがわ えいじ、1952年(昭和27年) - 2020年(令和2年)8月2日[1])は、日本のアート・ディレクター、装丁家、文章家、写真家である[2]。娘の坂川朱音も装丁家[3]。
経歴
1952年(昭和27年) 北海道天塩郡遠別町出身。 北海道綜合美術専門学校(現 北海道芸術デザイン専門学校)卒業。 1985年(昭和60年) - 1989年(平成元年)、雑誌『SWITCH』にて、アート・ディレクターを務める。 1987年(昭和62年) 坂川事務所を設立。書籍の装丁だけではなく、広告・PR誌・CD・映画・空間デザインのディレクションをするなど幅広く活動する。 1992年(平成4年) 講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞。 代表作に、吉本ばなな『TUGUMI』(中央公論新社)。ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』(NHK出版)がある。これまでに手がけた装丁本は6000作品を超える。
著書
脚注
- ^ “坂川栄治氏が死去 装丁家”. 日本経済新聞. (2020年8月14日) 2020年8月14日閲覧。
- ^ 坂川栄治グラフィックデザイン事務所公式ホームページ
- ^ “カズオ・イシグロ最新作『クララとお日さま』のカバーが遂に解禁!|Hayakawa Books & Magazines(β)”. Hayakawa Books & Magazines(β). 2022年3月25日閲覧。
- ^ “坂川栄治さん死去「TUGUMI」など書籍装丁”. 日刊スポーツ社. (2020年8月14日) 2020年8月15日閲覧。
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