地形の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 09:34 UTC 版)
日本列島の形成前からずっと陸地であり続けた北上山地や阿武隈高地とは異なり、奥羽山脈は比較的新しい地形である。奥羽山脈にあたる場所は日本海の拡大期(約2500万年前から約1500万年前)には海底にあり、その後も火山活動が続いていたものの、海面下にあった。 陸地になったのは、約800万年前のことである。現在まで続く圧縮圧力により褶曲しながら隆起し、両側で逆断層を作って高まり、並行して活動した火山が大規模カルデラを作りつつ高度をさらに増した。山脈の両側ははじめ海だったが、数百万年を経て陸化し、今あるような盆地・低地群が連なるようになった。
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