地上レーダ装置1号(改) JTPS-P23
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 09:10 UTC 版)
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目的 | 捜索・捕捉用 |
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開発・運用史 | |
開発国 | ![]() |
就役年 | 2005年 |
送信機 | |
周波数 | Xバンド[1] |
アンテナ | |
形式 | 導波管給電プリント板アンテナ |
その他諸元 | |
重量 | 約1.5 t(アンテナ部)[1] |
体積 | 約3,000mm×約2,000mm×約2,000mm[1] (全長×全幅×全高) |
電源 | 110V |
地上レーダ装置1号(改) JTPS-P23(ちじょうレーダそうちいちごうかい ジェイティーピーエスピーフにじゅうさん)は、陸上自衛隊の装備である[1]。
概要
製作は日本電気。85式地上レーダ装置 JTPS-P11の後継として2005年(平成17年)度に装備化された。同時に82式地上レーダ装置 JPPS-P10の後継として地上レーダ装置2号(改) JPPS-P24が装備化されている。
本装置は高機動車に搭載される。偵察隊などに配備し、地上の敵人員や車両などに対する中距離・短距離からの監視レーダーである[2]。多目標追尾(60目標を自動追尾可)、目標類別支援(装軌車、装輪車の類別)の機能を持つ。アンテナには昇降機構があり、伸縮が可能。表示方式はPPI/Bスコープ(切換)[3]。
開発経費は約20億円で、2001年(平成13年)度に試作を開始、2004年(平成16年)度までに技術試験および実用試験を終了した[2]。
配備
陸上自衛隊の師団・旅団の偵察隊等に配備される。
参考文献
- ^ a b c d 矢作真弓『自衛隊装備完全図鑑』コスミック出版、2019年10月25日、69頁。ISBN 978-4-7747-8702-2。
- ^ a b “平成16年度政策評価書(事後の事業評価)”. 防衛省. 2020年3月21日閲覧。
- ^ 自衛隊装備年鑑2018-2019. 朝雲新聞社. (平成30年7月25日)
関連項目
地上レーダ装置1号改 JTPS-P23
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