土地への信仰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 15:53 UTC 版)
自伝の「あとがき」に土地を所有していることの重要性について、以下のように述べている。自伝のタイトルも「土がある明日がある」としている。 土は命あるものすべての糧である。この小さい島沖縄で、土地を失えば生きる糧を失うに等しい。暖かい沖縄では、土地さえあれば植えること無く生活を営むことができ、大地をしっかり踏みしめて前進すれば目指すかなたに到達する。(中略) 戦前の資産家が土地を売ってしまって、今、路頭に迷っている人がいるかと思うと、三反百姓といわれ細々と暮らしていた人が三反歩の小さい土地を持っていたおかげで、今は悠々と余生を送っている例は私の周辺でも数多くある。まさしく「土あれば万物そこに生存し、明日を目指してそこに栄える」である。 — 桑江朝幸、土がある明日がある
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