国際カルテル事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:19 UTC 版)
2000年、長年に渡って飼料添加物リジンを巡る国際カルテルに加担していたことが、連邦捜査局(FBI)によって暴露された。 「競合企業は友、顧客企業は敵」を合言葉に、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)が主導し、協和発酵、味元、第一毛織など、リジンに関するあらゆる世界的企業が参加した価格設定の会議に、味の素の重役も出席していたことが、FBIの盗撮によって明らかになった。証拠として、少なくとも1993年から1995年の映像が存在した。 後にスティーブン・ソダーバーグによって映画化された(『インフォーマント!』)。
※この「国際カルテル事件」の解説は、「味の素」の解説の一部です。
「国際カルテル事件」を含む「味の素」の記事については、「味の素」の概要を参照ください。
- 国際カルテル事件のページへのリンク