国境としての位置づけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/23 19:52 UTC 版)
「アレンビー橋」の記事における「国境としての位置づけ」の解説
橋の西側(ヨルダン川西岸地区側)約1kmの地点にイスラエルの出入国審査場が、東側(ヨルダン側)約4kmの地点にヨルダンの出入国審査場がある。この間は徒歩での往来はできず、指定されたタクシーや専用バスで移動する。 イスラエル側に居住するパレスチナ人が海外に出るには、アレンビー橋経由でいったんヨルダンに入国したうえで、クィーンアリア国際空港などを利用しなければならない。これは、イスラエル当局がパレスチナ人によるベン・グリオン国際空港の使用を厳しく制限しているためである。 イスラエル人がアレンビー橋を通過することはイスラエル当局によって禁止されており、通過できるのは外国人観光客(イスラエル人を除く)およびパレスチナ人だけである。特にパレスチナ人は身分証明書さえ持っていれば東西いずれの側も比較的簡単な審査で済む。イスラエル人が陸路でヨルダンに行くにはアラバ(:en:)国境かヨルダン川国境(:en:)(シェイク・フセイン橋)を使わなければならない。
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