固定ヘッドの調整
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/27 02:47 UTC 版)
ヘッドが2つ(記録再生共用と消去用)で他のメディアを使わない場合、記録と再生は同じヘッドで行われるため、一般には厳密な調整は不要である。 他メディアを使う場合、録音されたテスト用のメディアを用意して再生し、音域の変化を観察しながらヘッド位置を調整する。 ステレオ、他チャンネルトラックなど信号が2トラック以上記録される場合では、2トラックに同じ信号が記録されたテスト用メディアを用意し、オシロスコープで位相角が零度になるように再生ヘッドの角度を微調整する。 さらに3ヘッド式(記録用、再生用、消去用)の場合は、まずテスト用メディアで再生ヘッドの調整を行う。次に、録音ヘッドで2トラックに同じ信号を録音し、再生ヘッドからのモニター信号をオシロスコープで位相角が零度になるように録音ヘッドの角度を微調整する。
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