固体燃料ストーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 23:33 UTC 版)
「ポータブルストーブ」の記事における「固体燃料ストーブ」の解説
固体燃料ストーブとは、燃料に薪や固形燃料等の固体燃料を用いるものである。単純な焚き火とは異なり、固体燃料ストーブは固体燃料を金属製の容器で包み、三脚や底板などで地面と炎とを分断する構造を持ち、尚かつen:billycanやその他の調理器具を保持可能な五徳に類する構造を持つ物を指すとされる。 固体燃料ストーブの大きさやデザインは、極小さな固形燃料を用いる簡易的な携帯ストーブから、炊き出しなどの大規模な炊爨を行う事に適した可搬型薪ストーブまで様々である。ホボウストーブのように、缶に穴を開けて薪をくべるだけの簡素な物も多いが、近年のより複雑な固体燃料ストーブの中にはロケットストーブのように二重隔壁と燃焼室を持つ構造で木質ガスを発生させ、これを燃焼させる事で優れた熱効率とよりクリーンな排煙を実現した高度な物も登場してきている。
※この「固体燃料ストーブ」の解説は、「ポータブルストーブ」の解説の一部です。
「固体燃料ストーブ」を含む「ポータブルストーブ」の記事については、「ポータブルストーブ」の概要を参照ください。
- 固体燃料ストーブのページへのリンク