団体特別受験制度 (TOEIC-IP)
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「国際コミュニケーション英語能力テスト」の記事における「団体特別受験制度 (TOEIC-IP)」の解説
団体特別受験制度(IP: Institutional Program、以下TOEIC-IP)とは、企業・団体・学校などが任意に試験会場と日程を設定して実施できる制度のことである。扱いは組織内の独自試験(社内試験、学校内の考査など)と同じで有り、社内の人材の評価や学校教育に利用される。 「公開テスト団体一括受験申込」とは異なる。 TOEIC公開テストと比較して、次の相違点がある。 受験者の写真と署名が印刷された「Official Score Certificate」(公式認定証)は発行されない。 過去に実施されたTOEIC公開テストと全く同一の問題が出される、いわゆる「過去問試験」である。 受験に際し、顔写真入り身分証明書等の確認による厳密な本人確認が行われていない。 実施の日時および会場は企業・団体・学校などの実施団体が指定する。 履歴書や入学願書などにおいてTOEIC「公開テスト」のスコアの記入が求められる場合、TOEIC-IPのスコアは用いることができない。また、公式認定証の提出が要求される場合、TOEIC-IPでは公式認定証は発行されないため提出することができない。
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