四十九餅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 06:44 UTC 版)
忌明けの法事で餅を搗き、親類縁者に食べてもらう「四十九餅」という食い別れ儀礼の風習は日本の広い範囲に見られる。四十九餅の呼称は「釘餅」「笠餅」など地方によって異なり、搗き方や食べ方などにまつわる俗信や儀礼も地方によって様々である。四十九日にあやかって49個の小餅を作る場合が多いが、餅を人の形に整形したり、個々の餅を「肘の餅」「膝の餅」といったように人体の部位に当てはめる例も多い。骨噛みと同様に、これを人肉食の名残りとする説と、死者の生命を継承する儀式と解釈する説がある。
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