噴石・火山灰の危険
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 04:05 UTC 版)
「2014年の御嶽山噴火」の記事における「噴石・火山灰の危険」の解説
東京大学地震研究所・金子隆之助教授の調査と気象庁によれば、火口から約1キロ圏内では、直径数センチから50 - 60センチの大きさの噴石が、最大時速350 - 720キロで雨のように降り注いだと見られている。これらの直撃を受ければ致命傷となり、近くに落ちて跳ね返ってきたり飛び散ったりしたものを受けても重傷となる可能性がある。中には1立方メートルから軽トラック大のものも報告されており、被災者が挟まれた形で発見された例も多い。頂上付近は森林限界のため身を隠すような樹木はなく、避難場所となる小屋や御嶽神社の社務所などに逃げ込む前に多くの人が死傷した。
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