喜怒哀楽 (アルバム)とは? わかりやすく解説

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喜怒哀楽 (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/15 17:11 UTC 版)

『喜怒哀楽』
増田貴久スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ELOV-Label
チャート最高順位
  • オリコンチャート
    • 週間1位(アルバム)[2]
    • 週間1位(デジタルアルバム)[3]
    • 週間1位(合算アルバム)[4]
    • 2025年2月度月間4位[5]
  • Billboard JAPAN
    • 週間1位(Top Albums Sales)[6]
    • 週間1位(Download Albums)[7]
    • 週間4位(Hot Albums[8]
増田貴久 アルバム 年表
- 喜怒哀楽
(2025年)
テンプレートを表示

喜怒哀楽』(きどあいらく[9])は、増田貴久の1stソロアルバム[10]2025年2月12日ELOV-Labelからリリースされ[11]、同日からダウンロード&ストリーミング配信もスタートした[12]

概要

アカペラやハーモニー、ラップなどの歌唱方法や、多重録音やダンストラック、カバーなどの音楽表現が網羅されたこれまでの増田の集大成的なアルバム[10][13]。初回盤A(CD+Blu-ray/DVD)、初回盤B(CD+Blu-ray/DVD)、通常盤(CDのみ)の3形態で発売された[13]。アルバムタイトルには、好きなことだけをやるのではなく、自分の振り幅や感情表現(喜怒哀楽)も見せたいという思いが込められている[14]

リード曲「喜怒哀楽」はアルバムのテーマを象徴する1曲[15]。アカペラから超速ラップまでめまぐるしく展開が変わっていく楽曲になっているが[13]、これは「感情の振り幅みたいなものでアルバムを作りたい」という元々の発案を1曲にまとめてみようと挑戦した結果出来上がったもの[16]。ぐちゃぐちゃになる心配もあったというが、「1曲でそういう曲作ったら面白いか」と考え、感情の起伏が激しく、情緒不安定的とも表現できるような楽曲が完成した[16]。また、この楽曲は圧巻の声量で聴かせるイントロのアカペラ、伸びやかなロングトーン、怒りを表現したラップなど、1曲で増田のアーティストとしての引き出しの多さや歌唱力を見せつける名刺代わりのような楽曲にもなっている[15][17]。1月30日にはNEWS official YouTubeでMVも公開された[18]

本作を引っ提げ、東阪ライブ『増田貴久 1st LIVE 喜怒哀楽』(2都市4公演・26,700人動員)も開催された[10][19][20]

リリース

仕様・特典[11]
  • 初回盤A - 「喜怒哀楽」スペシャルBOX仕様、40Pフォトブック、24P歌詞ブックレット付
  • 初回盤B - 「喜怒哀楽」スペシャルBOX仕様、24P歌詞ブックレット、12P BEST盤歌詞ブックレット付
  • 通常盤 - 24P歌詞ブックレット
先着購入特典[11]
  • 初回盤A - ネコますきんぐてーぷA
  • 初回盤B - ネコますきんぐてーぷB
    増田がプロデュースしたキャラクター「ネコます」が使用されている[10]
  • 通常盤 - 「喜怒哀楽」オリジナル・フォトカード

1st Solo ALBUM「喜怒哀楽」ダウンロードキャンペーン

対象の音楽配信サービスで本作をダウンロード(まとめ購入)し、応募期間内に特設サイトから応募した全員にオリジナル画像(各配信サービスによってデザインが異なる)がもらえるキャンペーン[12]。(単曲は応募対象外[21]

収録内容

クレジット出典[1][11][22]

CD

Disc1【喜怒哀楽盤】

全形態共通。9曲目は通常盤のみ収録。

  1. 喜怒哀楽[2:55]
    作詞:ヒロイズム、篠原とまと、増田貴久 / 作曲・編曲:ヒロイズム、伊藤賢辻村有記高橋哲也
    本作のリードトラック[10]
  2. Master's bomb[2:14]
    作詞:篠原とまと / 作曲・編曲:伊藤賢、辻村有記
  3. 恋文[5:02]
    作詞:持田香織、作曲:HIKARI、編曲:石塚知生 / G. Guitar:Ichiro ItoEvery Little Thing
    Every Little Thing「恋文」のカバー。増田がアルバム『Crispy Park』が元々好きでよく聴いていたことから、その中に収録されている楽曲から選曲。ELT側に了承を求めた後、伊藤一朗から「僕ギター引きますよ」と提案があり、コラボレーションが実現した。[23]
  4. Echoes[Produced by ☆Taku Takahashi(m-flo)][3:22]
    Lyrics:VERBAL、Ryohei Yamamoto / Music:☆Taku Takahashi、Ryohei Yamamoto、VERBAL / Arrangement:☆Taku Takahashi / Chorus Arrangement:Ryohei Yamamoto
  5. Girls That Dance[Produced by ☆Taku Takahashi(m-flo)][2:49]
    Lyrics:her0ism / Music:☆Taku Takahashi、her0ism / Arrangement:☆Taku Takahashi
  6. Venom[3:38]
    作詞:SOULHEAD / 作曲:SOULHEAD、日景秀徳 / 編曲:日景秀徳
    ミュージカルソング[2]
  7. 物語[4:14]
    作詞・作曲:GRe4N BOYZ / 編曲:GRe4N BOYZ、SHUN
    メッセージ性のある歌詞と美しいメロディーが特徴的な楽曲[15]。増田がGRe4N BOYZのHIDEに直接楽曲提供を依頼をしたところ、快諾され実現した[24]
  8. おやすみなさい[4:39]
    作詞:加藤シゲアキ / 作曲:ヒロイズム / 編曲:武部聡志
    加藤は増田よりも先に、NEWSの一員としてではなく個人として活躍している、“もう先に答え見つけてるかもしれない先輩”であることから、増田が直接作詞を依頼[25]。加藤が作家人格として初めて詞を提供した[2]
  9. キャンディ[2:24] ※通常盤のみ
    作詞・作曲:Leina / 編曲:石成正人

Disc2【Solo BEST盤】(初回盤Bのみ)

  1. 暁-AKATSUKI-[1:57]
    作詞・作曲・編曲:M-TAKESHI
    • NEWSのベストアルバム『NEWS BEST』〈初回盤〉収録曲
    ミュージカルテイストで和の雰囲気をもつ楽曲[17]
  2. Pumpkin[1:52]
    作詞:H.U.B. / 作曲・編曲:AKIRA(PALM DRIVE)
    • NEWSのベストアルバム『NEWS BEST』〈初回盤〉収録曲
    アイドルらしさ全開の楽曲[17]
  3. SUPERMAN[2:59]
    作詞:H.U.B. / 作曲・編曲:福士健太郎
    • NEWSのベストアルバム『NEWS BEST』〈初回盤〉収録曲
  4. PeekaBoo...[3:55]
    作詞:Ryohei / 作曲:Chris Meyer / 編曲:千葉純治
  5. Remedy[3:32]
    作詞・作曲:Ryohei / 編曲:Suzuki
  6. Skye Beautiful[3:34]
    作詞・作曲:Ryohei / 編曲:TRAKSTA
  7. LIS'N[3:42]
    作詞・作曲:Ryohei / 編曲:TRAKSTA
  8. FOREVER MINE[4:53]
    作詞・作曲・編曲:山下達郎
    山下達郎のカバー曲[20]
  9. Thunder[3:00]
    作詞・作曲:Ryohei / 編曲:☆Taku Takahashi、Mitsunori Ikeda
  10. Symphony of Dissonance[3:28]
    作詞・作曲:Ryohei / 編曲:☆Taku Takahashi、Mitsunori Ikeda
  11. [3:59]
    作詞・作曲:GReeeeN / 編曲:nishi-ken
    • NEWSのアルバム『STORY』〈通常盤〉収録曲[26]
    「こい」と読む[19]。ファンからの支持も高い楽曲[17]
  12. XXX[3:11]
    作詞:篠原とまと / 作曲・編曲: 伊藤賢、辻村有記
    • NEWSのアルバム『音楽』〈通常盤〉収録曲
  13. hanami[3:35]
    作詞:増田貴久 / 作曲:ヒロイズム / 編曲:ヒロイズム、石塚知生
    • NEWSのアルバム『NEWS EXPO』〈通常盤〉収録曲
  14. kawaii[2:50]
    作詞:篠原とまと / 作曲・編曲:伊藤賢、辻村有記
    • NEWSのアルバム『JAPANEWS』〈通常盤〉収録曲

Blu-ray/DVD

初回盤A

約11分収録[11]

  • 「喜怒哀楽」Music Video & Making

初回盤B

約9分収録[11]

  • 「戀」Music Video & Making

チャート成績

オリコンでは初週8.3万枚を売り上げ、2025年2月24日付「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位を獲得[2]。同日付「オリコン週間デジタルアルバムランキング」でも初週ダウンロード数1,294DLで初登場1位を獲得し[3][27]、同日付「オリコン週間合算アルバムランキング」でも初登場1位となった[4]

脚注

  1. ^ a b 増田貴久/喜怒哀楽 [CD+歌詞ブックレット]<通常盤>”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2025年2月24日閲覧。
  2. ^ a b c d NEWS・増田貴久、初のソロアルバムが初登場1位【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. oricon ME (2025年2月18日). 2025年2月24日閲覧。
  3. ^ a b NEWS 増田貴久、初のソロ・アルバム『喜怒哀楽』が初登場1位”. CDJournalニュース. シーディー・ジャーナル (2025年2月19日). 2025年2月24日閲覧。
  4. ^ a b NEWS・増田貴久、初のソロアルバムが合算アルバム1位獲得【オリコンランキング】”. ORICON NEWS. oricon ME (2025年2月20日). 2025年2月24日閲覧。
  5. ^ オリコン月間 アルバムランキング 2025年02月度”. ORICON NEWS. oricon ME. 2025年5月16日閲覧。
  6. ^ 【ビルボード】増田貴久『喜怒哀楽』アルバム・セールス首位、Snow Manベストは売上増”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2025年2月17日). 2025年2月24日閲覧。
  7. ^ 【ビルボード】増田貴久『喜怒哀楽』DLアルバム首位、Creepy Nuts/リンキン・パークが続く”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2025年2月20日). 2025年2月24日閲覧。
  8. ^ 【ビルボード】Mrs. GREEN APPLE『ANTENNA』『Attitude』が再び総合アルバム1、2位独占”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2025年2月20日). 2025年2月24日閲覧。
  9. ^ 増田貴久 / 喜怒哀楽”. CDJournal. シーディー・ジャーナル. 2025年2月24日閲覧。
  10. ^ a b c d e NEWS増田貴久、初のソロアルバム発売&単独ライブ決定 自身の“音楽”をすべて集約した1枚に”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年12月18日). 2025年2月24日閲覧。
  11. ^ a b c d e f 喜怒哀楽|増田貴久”. ELOV-Label. ストームレーベルズ. 2025年2月24日閲覧。
  12. ^ a b 増田貴久 1st Solo ALBUM「喜怒哀楽」配信開始・ダウンロードキャンペーン決定!”. ELOV-Label. ストームレーベルズ (2025年2月12日). 2025年2月24日閲覧。
  13. ^ a b c NEWS増田貴久が初のソロアルバム「喜怒哀楽」リリース、東阪でソロライブ開催”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2024年12月18日). 2025年2月24日閲覧。
  14. ^ 増田貴久、初ソロアルバム&単独ライブ開催は「NEWSのためにやりたい」結成20周年後の心境の変化告白”. モデルプレス. ネットネイティブ (2024年12月19日). 2025年2月26日閲覧。
  15. ^ a b c 渡部あきこ (2025年2月23日). “増田貴久と岩田剛典、グループでの経験あっての新たな挑戦 ソロとして初の首位を獲得した2人の輝き”. Real Sound. blueprint. 2025年2月26日閲覧。
  16. ^ a b NEWS増田貴久、初ソロアルバムリード曲「喜怒哀楽」発案のきっかけ「情緒不安定的な」表現のこだわり語る”. モデルプレス. ネットネイティブ (2025年2月6日). 2025年2月26日閲覧。
  17. ^ a b c d 佐藤結衣 (2025年2月13日). “増田貴久が『喜怒哀楽』で魅せる感情表現の極致 歌を届けてきた軌跡と共に“今”聴いてほしい楽曲群を紐解く”. Real Sound. blueprint. 2025年2月26日閲覧。
  18. ^ にゅうちゅうぶ|NEWS official YouTube更新!”. ELOV-Label. ストームレーベルズ (2025年1月30日). 2025年2月26日閲覧。
  19. ^ a b NEWS 増田貴久、初のソロ・アルバム『喜怒哀楽』リリース 東阪でライヴ開催も”. CDJournalニュース. シーディー・ジャーナル (2024年12月18日). 2025年2月24日閲覧。
  20. ^ a b NEWS増田貴久、初ソロコンで観客とテゴマス楽曲ハーモニー奏でる アカペラ・DJ…MCなしで多彩に魅了【喜怒哀楽】”. モデルプレス. ネットネイティブ (2025年2月26日). 2025年3月1日閲覧。
  21. ^ 増田貴久 1st Solo ALBUM「喜怒哀楽」ダウンロードキャンペーン”. ELOV-Label. ストームレーベルズ. 2025年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月26日閲覧。
  22. ^ 増田貴久/喜怒哀楽 [2CD+Blu-ray Disc+歌詞ブックレット+BEST盤歌詞ブックレット]<初回盤B>”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2025年2月24日閲覧。
  23. ^ NEWS増田貴久、大物ギタリストからの「超ビッグサプライズ」明かす”. モデルプレス. ネットネイティブ (2025年2月20日). 2025年3月1日閲覧。
  24. ^ NEWS増田貴久「自分たちの心の中を代弁してくれてる」楽曲提供アーティストへの信頼語る”. モデルプレス. ネットネイティブ (2025年2月27日). 2025年3月1日閲覧。
  25. ^ NEWS増田貴久、加藤シゲアキに初ソロアルバム収録曲の作詞依頼した理由「メンバーだからお願いしたというより」”. モデルプレス. ネットネイティブ (2025年2月13日). 2025年3月1日閲覧。
  26. ^ NEWS増田貴久、ソロ楽曲「戀」をアカペラで歌唱”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2020年4月29日). 2025年3月1日閲覧。
  27. ^ 週間デジタルアルバムランキング 2025年02月24日付”. オリコン Music Ranking Lab.. oricon ME. 2025年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月24日閲覧。

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