喜劇 男の子守唄とは? わかりやすく解説

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喜劇 男の子守唄

原題:
製作国:日本
製作年:1972
配給:松竹
スタッフ
監督:前田陽一 マエダヨウイチ
製作:猪股尭 
脚本:田坂啓 タサカケイ

満友敬司 ミツトモケイジ

前田陽一 マエダヨウイチ
撮影:竹村博 タケムラヒロシ
音楽:山本直純 ヤマモトナオズミ
美術:佐藤公信 サトウキミノブ
編集:杉原よ志 スギハラヨシ
録音:小林英男 コバヤシヒデオ
スチール:梶本一三 
助監督:佐光曠 
照明:中川孝一 ナカガワコウイチ
キャスト(役名
フランキー堺 フランキーサカイ (福田清造)
倍賞美津子 バイショウミツコ (はるみ)
倍賞美津子 バイショウミツコ (お竜
生田悦子 イクタエツコ (西本紀子
ミヤコ蝶々 ミヤコチョウチョウ (蝶子
真山譲二  (健)
森川信 モリカワシン (丸山
小松陽太郎 コマツヨウタロウ (太郎
ミッキー安川 ミッキーヤスカワ (ロッキー野村
田端義夫 タバタヨシオ (田島
鳳啓助 オオトリケイスケ (福勘)
京唄子 キョウウタコ (染太郎
財津一郎 ザイツイチロウ (大津
大泉滉 オオイズミアキラ (マネージャー
解説
日本繁栄から取り残され戦災孤児上り独身男が十歳少年育てながら、精一杯生きてゆく姿を描く。脚本は「春だドリフだ 全員集合!!」の田坂啓と「喜劇 命のお値段」の満友敬司監督脚本執筆している「喜劇 命のお値段」の前田陽一撮影同作竹村博各々担当
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
福田清造は、思春期戦後の混乱の中で育った焼跡闇市派の世代で、今でも妙に闇市時代のころが懐しくって仕方がない戦災孤児で、腹をすかして闇市ウロウロしていた時、親切に拾って育ててくれたパンパンの大姐御お竜の勇ましい姿と、闇市の空が青空だったのを福田鮮やかに思い出す。そのお竜十年前に、ひとり息子太郎残して死んでしまい、福田男手ひとつで、昼はチンドン屋、夜はホストクラブ勤め太郎育てていた。ある日クラブで、蝶子再会した。彼女は、かってお竜ライバルハデにやり合った一方親友でもあった。現在はトルコ風呂成功して金融業を営むという闇市仲間出世頭である。蝶子は、福田に、太郎引き取って立派な教育を受けさせたいと言うのであるびっくりした福田は、ちゃんと母親もいるし立派に育てていると口走ったため、蝶子母親会いたいと言い出した福田かねてから親切にしてくれている婦人警官紀子母親役を頼むが仕事不可能になるあわてた福田は、知りあいのバー女給はるみに頼み何とか蝶子の目をゴマかすのに成功した数日後、かっての闇市仲間丸山経営するスーパー倒産寸前で、人手渡ってしまうという事知った福田は、仲間たちから七百万円集め一億円もするスーパー権利譲ってもらおう蝶子頼み込んだ蝶子太郎引き取るという条件を出す。福田は、断腸の思い承諾する。かくて、その名も「青空マーケット」とあらためオープンした福田このへん身を固めるべく紀子プロポーズをするが、紀子にはすでに、将来誓った健という男がいたのである泣き笑い福田蝶子が、太郎が行不明になったと知らせて来た。仲間手分けをして方々探し回るが、仲々見つからず福田イライラして裏街を探す。ふと気が付くと福田がいつも口ずさんでいる「星の流れに」が有線放送から聞こえて来た。電話リクエストした店へつきとめ一目散にその店に行く。店に入るとはるみと一緒にカウンター椅子座っている太郎の姿。安堵の胸をなで下ろした福田今度は、スーパー火事だという知らせが入る。飛んで帰った時はすでにスーパーは、全焼くすぶる焼跡呆然と立ちつくす福田だったが、翌日には「泣くこたァねえャ、二十七年前に戻っただけさ」と云う元気があった。高層建築建ち並ぶ都会片隅ポッカリ浮かんだ青空は、チッポケながらも澄んで美しいものだった

喜劇 男の子守唄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 03:22 UTC 版)

陽喜劇 男の子守唄』(きげき おとこのこもりうた)は、1972年日本で公開された映画




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