問題の所在とJTB定式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 14:09 UTC 版)
「ゲティア問題」の記事における「問題の所在とJTB定式」の解説
この問題は基本的にはすべての人が関係しうるもので、「信念が知識になるためにはどのような条件が満たされなければいけないか?」というものである。 知識とは、正当化された真なる信念であるという定式がプラトン以来の伝統であり、これを「JTB定式」と呼ぶ。 JTB定式によれば、ある命題についての信念が (a)その命題が信じられている (b)その命題が真である (c)その命題を信じる人が信じるに足る理由を持つ の場合知識となり、かつこれらが満たされている場合のみ知識となるとされている。 では、この「(a)かつ(b)かつ(c)は知識を持っている」は真であるか。
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