商品に使われた金鵄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 08:12 UTC 版)
金鵄は戦わず光威徳で敵を降伏せしめた日本神話から、大変に縁起が良いとして明治以降、商品などに使用された。特に日本酒に多く、造り酒屋の金鵄盃酒造やキンシ正宗の「金鵄正宗」などがある。これらは、金鵄に化身したとされる賀茂一族の神社、賀茂御祖神社に献上されている。 また、紙巻きたばこの「ゴールデンバット」は、戦時中の敵性語追放の動きを受けて、1940年(昭和15年)から1949年(昭和24年)まで「金鵄」に改名されていた。1941年(昭和16年)のパッケージには当初、神武天皇の弓が描かれていたが、これを捨てたり踏みつけることは不敬であるとの批判を受け、デザインの変更を余儀なくされたことがある。
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