和縄継
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 17:36 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動和 縄継(やまと の ただつぐ)は、平安時代初期の貴族。姓は朝臣。名は綱継とも記される。官位は従四位下・中務少輔。
経歴
弘仁3年(812年)従五位下・散位助に叙任される。中務少輔を経て、嵯峨朝末の弘仁13年(822年)従五位上に叙せられる。
弘仁14年(823年)淳和天皇の即位に伴って正五位下に叙せられると、天長8年(831年)正五位上、天長10年(833年)従四位下と淳和朝で昇進を果たしている。
仁明朝の承和4年(837年)2月11日卒去。最終官位は散位従四位下。
官歴
『六国史』による。
- 時期不詳:正六位上
- 弘仁3年(812年) 正月7日:従五位下。2月10日:散位助
- 弘仁6年(815年) 3月13日:中務少輔
- 弘仁13年(822年) 10月1日:従五位上
- 弘仁14年(823年) 4月27日:正五位下
- 天長8年(831年) 正月4日:正五位上
- 天長10年(833年) 正月7日:従四位下
- 承和4年(837年) 2月11日:卒去(散位従四位下)
参考文献
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