吸気/排気効率の向上
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/15 16:44 UTC 版)
「メカチューン」の記事における「吸気/排気効率の向上」の解説
カム角位相の調整、ポート加工、吸排気系の変更、吸排気流路の表面処理。流体力学の知識が必要。デメリットとして、馬力目的に最大トルク発生回転数を高回転へシフトさせると、低回転~中回転域でのトルクの減少(相対比として)が発生する点がある。これは吸気脈動効果や吸気慣性効果の減少、およびバルブタイミングの特性による。バルブタイミングについては、カム角位相の調整にくわえ、可変バルブタイミングシステムも効果的である。だがレースでは高回転しか使用しない為、VTECなどの可変バルブタイミングリフト機能を無効にし、高回転に特化したカムを使用する場合もある。
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