吸気サイレンサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 13:45 UTC 版)
「マフラー (原動機)」の記事における「吸気サイレンサー」の解説
発電用や自動車用など、特に静粛性が求められるエンジンには吸気管で生じる騒音を低減するサイレンサーが付けられる場合がある。自動車用では、ヘルムホルツの共鳴器や拡張室を利用したものが多い。ヘルムホルツの共鳴器を利用したものはレゾネーター(英: resonator)とも呼ばれ、吸気管の途中に設けられた枝管に共鳴を起こして、騒音として生じる音と打ち消し合うものである。枝管はくびれた首部と空洞部で形成され、首部の断面積や長さ、空洞部の容積により打ち消し合う騒音の周波数が決まる。これは、吸気特性をも考慮して設計される事が多い。
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