吉川浩満とは? わかりやすく解説

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吉川浩満

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/05 09:08 UTC 版)

吉川 浩満(よしかわ ひろみつ、1972年3月 - )は、日本の文筆家編集者、大学講師、卓球コーチ。

人物・来歴

鳥取県米子市生まれ[1]鳥取県立米子東高等学校を経て、1994年に慶應義塾大学総合政策学部を一期生として卒業[1]国書刊行会に勤務した後、1996年から6年間ヤフーに勤務[2]フリーランスとして校正者卓球コーチ等を経て、2020年から晶文社に勤務[2][3][4]

山本貴光とともに、1997年から書評サイト(のちYouTubeポッドキャストのチャンネル)「哲学の劇場」を共同主宰し、2004年から複数の共著を刊行している。山本とは大学時代から交流があり、ともに慶応SFC一期生、赤木昭夫ゼミの同窓生にあたる[5][1]

著書

単著

共著

  • 山本貴光『心脳問題:「脳の世紀」を生き抜く』朝日出版社、2004/6。
  • 山本貴光『問題がモンダイなのだ』ちくまプリマー新書、2006/12。
  • 山本貴光『脳がわかれば心がわかるか:脳科学リテラシー養成講座』太田出版、2016/6。
  • 荒木優太編『在野研究ビギナーズ:勝手にはじめる研究生活』太田出版、2019/9。
  • 山本貴光『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。: 古代ローマの大賢人の教え』筑摩書房、2020/3。
  • 桐光学園中学校・高等学校編『高校生と考える日本の論点 2020-30 桐光学園大学訪問授業』左右社、2020/4。
  • 山本貴光『人文的、あまりに人文的:古代ローマからマルチバースまでブックガイド20講+α』本の雑誌社、2021/1。
  • 服部桂ほか『ネオ・サピエンス誕生』集英社インターナショナル、2022/2。
  • 立命館大学教養教育センター編『自由に生きるための知性とはなにか:リベラルアーツで未来をひらく』晶文社、2022/9。
  • 大澤真幸川添愛、三宅陽一郎、山本貴光『私たちはAIを信頼できるか』文藝春秋、2022/9。
  • 古田徹也ほか23名『絶版本』柏書房、2022/9。
  • 齋藤孝ほか16名『孤独のレッスン』集英社インターナショナル、2023/4。
  • 稲葉振一郎『宇宙・動物・資本主義:稲葉振一郎対話集』晶文社、2024/5。
  • 平山亜佐子『あの人の調べ方ときどき書棚探訪:クリエイター20人に聞く情報収集・活用術』笠間書院、2025/5。

翻訳

  • ジョン・R・サール『マインド 心の哲学』山本貴光共訳、朝日出版社、2006。
  • メアリ・セットガスト『先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学』國分功一郎序文、山本貴光共訳、朝日出版社、2018。
  • ジョン・R・サール『MiND』山本貴光共訳、ちくま学芸文庫、2018。

脚注

  1. ^ a b c 岩波新書編集部 (2018年11月25日). “在野に学問あり 第2回 山本貴光・吉川浩満”. iwanami. 2020年5月21日閲覧。
  2. ^ a b 文筆家にして編集者・吉川浩満インタビュー 情報収集術から人文書の潮流まで語り尽くす”. Real Sound|リアルサウンド ブック. 2023年2月1日閲覧。
  3. ^ ご報告|吉川浩満|note”. note(ノート). 2020年11月29日閲覧。
  4. ^ 本と対極の動画に挑戦 YouTubeで出来たての本を開封する晶文社 出版社のウェブ発信(下)|じんぶん堂”. じんぶん堂. 2020年11月20日閲覧。
  5. ^ 吉川浩満『哲学の門前』所収「山本貴光くんのこと」紀伊國屋書店、2022年(山本貴光「吉川浩満のこと」を併録)

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