合成皮革
カーバイドや石油などを原料とする高分子化合物から紡糸した繊維を用いて、天然皮革に望めない物性を追求して人工的に作り出した疑似皮革。当初は表面剥離や硬化を起こしやすいという難点があったが、1970年に東レがスエード風エクセーヌを発表。優れた品質で世界的な素材ブランドに成長した。今日では化学技術の進歩によって天然皮革とほとんど見分けのつかない合成皮革もつくれるようになった。出光石油化学の皮革風サプラーレもそのひとつである。近年は身体が直接触れるシートのメイン部には本革を使い、そのほかの部分には本草より丈夫でケアが容易な合成皮革を用いることが多い。
参照 アルカンターラ、エクセーヌ合成皮革と同じ種類の言葉
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