右銀型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/21 07:50 UTC 版)
右銀型にも準急戦策があるが、持久戦になることが多い。4筋からの開戦や、6筋の歩交換などが狙いとなる。但し6筋の歩交換は図のように組むのが理想であるが、振り飛車側も△6二飛や△5二飛などとしてスムーズに組ませないように反発し開戦する指し方があり、『イメージと読みの将棋観2』で谷川浩司がこの逆襲策で、玉形の差が響くとしてやる気がしないとしている。 右銀型の例(6筋歩交換持久戦型) 右銀型の例(4五歩開戦型) 右銀型の例(引き角) 『イメージと読みの将棋観2』によると、平成以降から2010年までに右銀型(6八銀型)が26局指されて先手が10勝16敗と苦戦しているが、左銀型は18局指されて先手が11勝7敗となっているとしている。勝率の上では五分であるが振り飛車党の藤井以外の棋士にとっては実際に指したことがなくても勝ちにくいというイメージから指されない戦法となっているという。
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