台八嶋とは? わかりやすく解説

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台八嶋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 23:56 UTC 版)

台 八嶋 (うてな の やしま、生没年不詳)は、飛鳥時代貴族忌寸官位従五位下鋳銭司

出自

台氏(台忌寸)は後漢孝献帝の子である白竜王の後裔とされる渡来氏族[1]。氏の呼称である台(うてな)は、四方を観望するための土壇または高殿を指す言葉で、台の建造を職掌とした一族か[2]。元のであったが、河内漢氏(西漢氏)が八色の姓の制定を通じて次いで忌寸に改姓しており[3]、台氏も併せてに改姓した可能性がある[2]

経歴

持統天皇8年(694年大宅麻呂黄文本実とともに鋳銭司に任ぜられる(この時の冠位は勤大弐)。

文武朝大宝4年(704年従五位下に叙爵する。この時に同じく従五位下に昇った官人に穂積山守巨勢久須比佐伯垂麻呂采女枚夫太安万侶阿倍首名田口益人笠麻呂石上豊庭大伴道足佐太老漆部道麻呂米多北助多治比三宅麻呂らがいる。

官歴

六国史』による。

脚注

  1. ^ 『新撰姓氏録』右京諸番
  2. ^ a b 佐伯[1994: 81]。
  3. ^ 『日本書紀』天武天皇12年9月23日条,同14年6月20日条

参考文献




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