叩き鑿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 14:38 UTC 版)
叩き鑿は、主に柱や梁といった構造材に穴を掘るなどの荒仕事に使用する鑿であり、突き鑿よりも肉厚で頑丈である。 厚鑿 建築構造材に深い穴を掘るための大型の鑿。本叩き鑿、広鑿、フレーミングチズルなどがある。 追入れ鑿 鴨居や敷居などの仕口を作るのに使用する、日本では標準的な造作用の鑿。欧米ではファーマーチズル(Fermoir Chisel)と呼ばれる。 向待ち鑿 建具の製作や指物作業に使用される、穂幅の狭い鑿。欧米ではモーティスチズル(Mortise Chisel)と呼ばれる。 丸鑿 穂が窪んだ曲面状になった鑿。切れ刃が凹面側にある裏丸鑿(外丸鑿)と、凸面側にある内丸鑿がある。
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