古巣での引退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 10:11 UTC 版)
カニンガムは1974-75シーズンに古巣フィラデルフィア・76ersに復帰する。カニンガムのクーガーズ移籍で泥沼を這いずり回ったシクサーズだが、カニンガムの復帰に対するファンの反発はそれほど大きくはなかった。すでにハル・グリアは引退しており、シクサーズはフレッド・カーターやダグ・コリンズ、スティーヴ・ミックスらが主力を成すチームとなっていた。カニンガムは復帰1年目で平均19.5得点9.1リバウンド5.5アシストの成績を残し、チームもカニンガムの復帰で前年度の25勝を上回る34勝38敗の成績を残した。 カニンガムの引退は突然訪れた。1975-76シーズンの試合中に膝を故障。この怪我が元で、彼は2度とプロのコートに立つことは叶わなくなった。しかし彼は強制的な引退を強いられたことにそれほどショックを受けなかったようであり、本人は「私は全てのスポーツマンが苦しむ事になるその決定(引退)について悩む必要がなかったよ」と語っている。
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