古伝新嘗祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 16:09 UTC 版)
出雲大社では同じ日の夜に古(こ)伝(でん)新(しん)嘗(じょう)祭(さい)が斎行される。祭典に用いられるすべての食事が熊野大社から鑽り出された神聖な火で調理され、釜社の神釜を安置し、神職が「オジャレマウ(=お出でませ)」と唱えると出雲国造が参進する。神職は海獣の皮の上に神火調理の新穀玄米の強飯、ひとよ酒を置く。国造はこの供物を四方に献じ、相嘗する。その後、「歯固め神事」「百番の舞」「釜の神事」「神おろし」「御饌井祭」などの重儀が行われる。
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