取り扱う種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 04:19 UTC 版)
合計で12 - 15万頭のカイコを飼育している。 小石丸(こいしまる) 純国産種。日中交雑種などの新品種に比べ繭が小さく、手間がかかることなどから次第に飼育されなくなり、宮中でも昭和60年代から飼育中止が論議されていたが、皇后美智子の「もうしばらく古いものを残しておきたいので、小石丸を育ててみましょう」との意向で続けられることになった。その繭から採れた絹糸は、古代の糸に最も似ているとして、正倉院宝物の古代裂(こだいぎれ)の復元や春日権現験記絵の修理に用いられている。 白繭(はっけん) 日中交雑種。 黄繭(おうけん) 欧中交雑種。 天蚕(てんさん) 日本原産の野生種。
※この「取り扱う種」の解説は、「紅葉山御養蚕所」の解説の一部です。
「取り扱う種」を含む「紅葉山御養蚕所」の記事については、「紅葉山御養蚕所」の概要を参照ください。
- 取り扱う種のページへのリンク