取引チャネル
別名:取引きチャネル、取り引きチャネル、取引経路、取引き経路、取り引き経路、取引ルート、取引きルート、取り引きルート
英語:trade channel
商品が、メーカーから消費者へ届くまでの取引上の流通チャネル(流通経路)のこと。
日本の取引チャネルは、メーカーから卸売業者、小売業者、消費者の順番で取り引きされる場合が多い。なお、一部には、卸売業者が省かれ、メーカーから小売業者、消費者の順番で取り引きされる場合もある。取引チャネルでは金銭の授受、および、商品の所有権移動が伴う。
日本の取引チャネルの具体的な例として書籍や雑誌などの出版物を挙げると、まず、出版社とトーハンや日本出版販売(日販)などの取次店(卸売業者)との間で取り引きが行われる。次に、取次店と紀伊國屋書店やジュンク堂書店、Amazon.co.jpなどの書店(小売業者)との間で取り引きが行われる。そして最後に、書店と消費者との間で取り引きが行われる。
なお、出版物の取引チャネルでは、ほとんどの場合において取次店(卸売業者)が省かれることはない。ただし、物流チャネルについては取次店(卸売業者)が省かれる場合がある。
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