収録過程
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 22:40 UTC 版)
1回当り原稿用紙8枚前後に纏め、週1度収録していた。しかし、当時から遅筆家だった向田は収録直前まで滞り、スタジオ入り前に台本が完成していた例がなく、スタッフと歓談しながら不足分を加筆する事も多々あった。斯くして「ひん曲がった字でタタっと連ねて書いてある」原稿を、局内のガリ版切り職人に手交し、収録に間に合わせた。 吹き込みの場で、向田と内容について議論する事も少なくなかったが、「楽しいケンカ」であったと森繁は回想している。
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