即時通達の失敗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 02:05 UTC 版)
「コースト・ウォッチャーズ」の記事における「即時通達の失敗」の解説
この仕組みは有効に機能する場面もあったが、全ての情報戦で顕著な活躍ばかり出来た訳ではなかった。例えば、左近允尚敏はマリアナ沖海戦について解説した際、6月15日11時と18時30分に、フィリピン中部をマリアナ諸島近海に向けて進撃していた日本第一機動艦隊を監視員が発見し直ちに無電を発信したものの、第5艦隊司令官レイモンド・スプルーアンスの元にこの報告が届いたのは2日後であり、スプールアンスが最初に得た日本艦隊の情報は、同日18時45分に発信された潜水艦フライングフィッシュからのものだったという。
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