印刷技術におけるシアン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 08:32 UTC 版)
「シアン (色)」の記事における「印刷技術におけるシアン」の解説
一般にシアンと言われた場合は、こちらのシアンを指す。シアンは色料の三原色(絵具の三原色)のひとつであり、カラー印刷でのインク・トナーに使われる。通常、マゼンタ (magenta)・イエロー (yellow)・キープレート (key plate) と共に使われるため、CMYKと呼ばれる(KはKey PlateのK〈色空間#CMYを参照〉である。blacKのKもしくはKuro〈黒〉のKと混同しないこと。)。印刷技術における専門用語になりつつあるが、この意味では青または藍と呼ぶことも多い。CMYK値で表すと C=100 M=0 Y=0 K=0 となる。 マゼンタと区別する目的でorange red(橙赤)とも言われる、光の三原色のひとつとしての赤 (primary red) の反対色で、シアン色の物体(顔料など)はL錐体が反応する波長を多く吸収する。
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