印刷停止事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:39 UTC 版)
1980年6月号で皇室ポルノ記事を掲載し、右翼団体は「噂の眞相」へは直接の抗議を行わず、印刷会社と広告主へ猛烈な抗議活動をした(菊タブー)。印刷会社から印刷を断られた「噂の眞相」は、廃刊の危機を迎える。結局編集長が謝罪文を書くことで決着。(主要団体には、直接岡留自身が、謝罪に出向き、お詫びをした) 株式を公開していないサントリーを除いて、大口の広告出稿はなくなり、これを機に広告収入に頼らず実売収入に頼る営業方針を確立させた。その後、出版社を中心に広告は復活し、また性風俗、アダルトグッズショップなど成人向けの広告も少なくなかったが、収入面ではあくまで副次的なレベルであった。とは言え、ビレッジセンターや新宿ロフトプラスワンは最後まで精力的に広告を出し続けた。また、圧力を防ぐため、印刷会社は休刊まで明らかにされなかった。
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