単相交流電化+直流整流子電動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 06:22 UTC 版)
「交流型電車」の記事における「単相交流電化+直流整流子電動機」の解説
世界の多くの国では、商用電源周波数の単相交流(50Hz、一部60Hz)を利用する。この場合、直接式は不向きであるため、変圧器で電圧を降下させた後に、整流器もしくサイリスタによる機器を搭載して単相交流を直流に変換し、直流整流子電動機を駆動する。 変圧器や整流器等を必要とするため、直流型電車に比べれば車両の製造コストが高額になるが、交直流電車に比べれば低廉である。 低周波単相交流電化方式でも、電機子チョッパ制御方式ではこの方式が一般的だったが、その後三相誘導電動機を使用する方式が実用化されたため、例は少ない。
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