単位球面とは? わかりやすく解説

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単位球面

(単位球体 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 02:34 UTC 版)

様々な単位球面

単位球面(たんいきゅうめん、: unit sphere)とは、中心点からの距離が1の点の集合である。なお、ここでの距離とは一般的な距離の概念である。一方、単位球(たんいきゅう、英: unit ball)は、中心点からの距離が1以下の点の集合(閉単位球 (closed unit ball))、あるいは1未満の点の集合(開単位球 (open unit ball))である。通常、特に断らない限り、対象とする空間の原点を中心点とする。したがって英語で何の前置きもなく "the" をつけて書かれている場合は、原点を中心点とする単位球面や単位球を指す。

単純に言い換えれば、単位球面は半径が1の球面であり、単位球は半径が1のである。任意の球面は平行移動と拡大・縮小によって単位球面に変換でき、この点が重要である。したがって、球面の研究は一般に単位球面を研究することに還元できる。

ユークリッド空間での単位球

n次元のユークリッド空間では、単位球面を

x次元の球面の面積を x の連続関数として図示したグラフ -тут ошибка на графике, я по китайски не понимаю
x次元の球の体積を x の連続関数として図示したグラフ

他の半径

n次元の球面の表面積は、半径が r なら An rn−1 となり、同様に n 次元の球の体積は、半径が r なら Vn rn となる。例えば、半径 r の3次元の球面の表面積は A = 4πr 2、半径 r の3次元の球の体積は V = 4πr 3 / 3 となる。

ノルム線型空間における単位球

ノルム線型空間




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