南越文王墓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 09:23 UTC 版)
南越文王墓は南越国第2代王の趙眜の陵墓であり、一般に南越王墓と称される。1983年に広東省広州市越秀区象崗山で、墓道及び石室が発見された。副葬品として1,000件を超える遺物が発掘されており、銅器が500余、玉器が240余、鉄器が246件、この外金器、銀器、陶器なども発掘され、特に「絲縷玉衣」と「文帝行璽」の金印などが非常に価値の高い遺物として注目されている。陵墓には15名の殉葬者が確認されている。1988年2月8日、陵墓跡に「西漢南越王博物館」が開設され、1996年11月20日には全国重点文物保護単位に指定されている。
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