半音階の書き方とは? わかりやすく解説

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半音階の書き方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 23:37 UTC 版)

半音階」の記事における「半音階の書き方」の解説

半音階楽譜どのように書き表すかについては、楽典書などに規則書かれている。ただし、実際楽曲の中ではその通り書かれないことも多い。 長調行形場合には、その調に含まれない音は、その直後音の短2度下の音として書くか、増1度下の音として書くかであるが、短2度下の音として書き表く方が直後の音に取り消し臨時記号付けなくてすむので、一般にその方法が採られる。すなわち直後の音がDであればC♯D♭であればCナチュラルD♯であればCダブルシャープである。ただし、その音が音階の第6音(ラ)と第7音(シ)の間の音であれば、その直後音の増1度下の音として書くのが通常である。これはハ長調ではB♭嬰ハ長調ではBナチュラル変ハ長調ではBダブルフラットである。 下行形の場合には、その調に含まれない音は、その直後音の短2度上の音として書くか、増1度上の音として書くかであるが、短2度上の音として書き表く方が直後の音に取り消し臨時記号付けなくてすむので、一般にその方法が採られる。すなわち直後の音がDであればE♭D♭であればEダブルフラットD♯であればEナチュラルである。ただし、その音が音階の第4音(ファ)と第5音(ソ)の間の音であれば、その直後音の増1度上の音として書くのが通常である。これはハ長調ではF♯嬰ハ長調ではFダブルシャープ変ハ長調ではFナチュラルである。 短調場合には、その調に含まれない音は、上行形下行形の区別なく、音階第1音(ラ)と第2音(シ)の音の上の音の増1度下の音(♭などを付けた音)として書きそのほかの音はその音のすぐ下の音の増1度上の音(♯などを付けた音)として書く。

※この「半音階の書き方」の解説は、「半音階」の解説の一部です。
「半音階の書き方」を含む「半音階」の記事については、「半音階」の概要を参照ください。

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