千光寺 (甲賀市)とは? わかりやすく解説

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千光寺 (甲賀市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 06:58 UTC 版)

千光寺
所在地 滋賀県甲賀市水口町嶬峨
位置 北緯34度57分08.89秒 東経136度11分44.24秒 / 北緯34.9524694度 東経136.1956222度 / 34.9524694; 136.1956222座標: 北緯34度57分08.89秒 東経136度11分44.24秒 / 北緯34.9524694度 東経136.1956222度 / 34.9524694; 136.1956222
山号 楊柳山
宗派 天台宗
本尊 千手観音
創建年 (伝)天平21年(749年
開基 (伝)行基
札所等 近江西国三十三箇所第27番
甲賀西国三十三所第23番
文化財 木造千手観音立像(重要文化財
法人番号 5160005002731
千光寺
千光寺 (滋賀県)
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千光寺(せんこうじ)は、滋賀県甲賀市にある天台宗の寺院[1]。山号は楊柳山。本尊千手観音[1]。川枯寺ともいう。

概要

749年天平21年)1月18日、僧行基、大壇越左大臣橘諸兄が寺院を造営[2]1580年天正8年)の兵火により堂宇を焼失。1645年正保2年)に再建。1855年安政3年)3月18日、火災により堂宇、古文書、経典等を失う。1878年明治11年)9月18日に本堂を再建。1982年昭和57年)に収蔵庫を新築、1983年(昭和58年)に本堂を改築。

全盛期は寺領が20haあり、塔頭の西住院をはじめ、備前、福寿、新、中、常住、伊豆、円衆、世尊、東、普賢の10坊があり、甲賀六大寺の1つに数えられた大きな寺であった。隣接する八坂神社の別当を兼ねていた。

1860年万延)以来、僧覚雄が八坂神社の祭田を開いたことで柏木郷と紛争となり、覚雄が脱走してから廃寺同様になっていた。

文化財

収蔵庫に保管されている。事前連絡をすれば拝観可能。

年中行事

  • 1/17、18 - 堂頭の儀式[2]
  • 4/17、7/17 - 回向護摩法要
  • 9/17 - 会式・護摩法要

札所

境内

  • 本堂
  • 収蔵庫
  • 宝塔
  • 手水舎
  • 釣鐘堂跡
  • 歴代住職・無縁仏

脚注

  1. ^ a b 千光寺”. 滋賀県. 2019年9月30日閲覧。
  2. ^ a b c d 拝観のしおり. 天台宗楊柳山 千光寺由来記



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