千住酒合戦
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文化12年(1815年)10月21日、千住(東京都足立区)の中屋六衛門の六十の祝いとして同家で催されたものである。谷文一、大田南畝の『後水鳥記』に詳しく、また高田與清(小山田与清)の『擁書漫筆』三にも記されている。看板に「不許悪客下戸理窟入菴門」と掲げ、亀田鵬斎、谷文晁なども列席した。全くの競飲会であり、厳島杯(5合)、鎌倉杯(7合)、江島杯(1升)、万寿無量杯(1升5合)、緑毛亀杯(2升5合)、丹頂鶴杯(3升)などの大杯を用いた。亀田鵬斎の序文によれば、集まった者は100余名、左右に隊を分け、1人ずつ左右から出て杯をあけ、記録係がこれを記録した。
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